不幸な猫ちゃんを増やさない最善の方法は畜犬登録ならぬ【畜猫登録】だと思うのに進まないのは??

不幸な猫ちゃん・・・なんて書き方してしまいましたが、不幸にならないように日々ボランティアやNPO法人として里親探しをされている個人・団体はたくさんあります。

我が家も極極微力ながら5匹の猫を保護し、2匹は無事里親さんのところへ、1匹はケガが原因と思われる衰弱で保護して5日で残念な結果に、そして1匹は我が家の【モモ】くん、そしてずっと外で暮らしていて「このままでは・・」と弱っていたところを保護した【茶】くん。でも5匹という数字は1匹の親猫から1度に産まれる子猫の数とおおよそ同じなんです。つまり避妊していないメス猫と去勢していないオス猫が交わって1度出産してしまえばチャラ・・・というおおよそ努力が報われないような数なんですね。

そんな中、今いる仔たちがこれ以上繁殖しないようにとお金を集めたり自腹を切ったりして避妊・去勢をしながら、生きている命を守るために365日休まず食事を与えている方がたくさんいます。

でも食べることはフォローできても普段の生活については責任が持てない方と、その地域に住んでいて庭などに悪さをされて困っている、もしくは鳴き声などで夜眠れない、車に傷をつけられたなど実害を受けている方との間でたびたびトラブルになるのも事実。

一方は「かわいそうだから」「もともとは人間が殖やして放置した結果でしょ」などの意見、他方は「こんなところでエサをやるからうちの庭で悪さするんだ」などの意見があり、どちらも正しく、また、どこまで行っても折り合えることはないのも事実だと思います。

保護活動をされている方はできる限りのことをされていると思います。例えば

  1. その地域にいる仔の避妊・去勢手術を受けさせる
  2. その地域にいる仔の食事は嵐の日も雪の日も欠かさずに与える
  3. その地域にいる仔が普段いる場所やトイレにしていると思われる場所の清掃をする
  4. その地域に子猫が捨てられていたら保護する
  5. 保護した猫はできる限り里親さんに育ててもらえるよう広報活動・交渉・引き渡しなどを行う
  6. 残念ながら里親さんが見つからなかった子猫は自身で責任をもって一生面倒を見る、または、避妊・去勢を行った上で元の場所に戻す(TNR)

などといったことを本当に熱心にされています。

我が家でやれることは・・というと2と3程度。ここに定住している猫たちは全員避妊・去勢済みなのでその程度しか貢献できません。

よく多頭崩壊の問題がニュースとして取り上げられますけど、これらをやっていった結果のうちの1が欠如していたことで内部繁殖が起こり、面倒を見切れなくなり・・・という経緯なのだと思います。

それを見て「かわいそうねぇ、ひどいことするねぇ」というのは簡単ですけど「あなたがそれをやってみれば?」と言ったところで、「猫を飼うつもりも保護するつもりもない、だからエサも当然やらないし寄ってきても触らない」と言われればそうですか・・・とこれも平行線になってしまいますね。

この問題を唯一解消する方法はやはり【畜猫登録】なのだろうと恐らく誰でも想像すると思います。かつて野良犬がそこらじゅうにいた時代に問題視され、対策として畜犬登録制にして、長い年月をかけてほとんど野良犬はいなくなった・・・同じことをするだけなんです。

でもなぜ進まないのか??は人にとって大きなダメージとなる病気の感染源になるのか?ということだと考えられます。

犬の問題のときは狂犬病が人に感染して甚大な被害を出す恐れがあることから狂犬病予防法により野良犬と考えられる犬は保護し、一定期間経過後処分されるようになりました。

処分という行為の是非についてはここで語っても答えは出ないと思いますのでまた別の機会があれば考えて記事にしようと思いますので今回は触れないことにします。

これを猫に当てはめられないか??をいろいろ調べました。犬が狂犬病だったら猫は??特有の病気で人間に影響を与える可能性があるものがありました。それは【猫ひっかき病】です。病気については

で詳しく書かれています。

狂犬病との違いは猫そのものは発症しないこと。でも猫の登録を制度化するための大義名分が必要なのであれば十分なのではないかと思います。

実際に岐阜県各務原市のホームページ上に猫の登録制度の条例化に関する要望と回答がありました。本文を引用させていただくと

【提案】
野良猫増やさないために、飼い猫を市への登録義務にする条例化を希望します。
ご近所で猫を飼われている方がおり、家の中で飼うようにとの自治体からの文書の回覧が回っていますが、その方は、外へだされます。
フン害などで正直困っています。犬は、市への登録義務があるのに、なぜ、猫の登録義務はないのでしょうか?条例化されれば、もし違反した場合は罰することできますよね?ぜひ検討願います。
(平成29年7月19日受付 50代女性)

【回答】
このたびは、飼い猫の登録制度の条例化に関するご提案ありがとうございます。
登録制度について、犬に対しては、狂犬病の発生とまん延を防止するため、狂犬病予防法により登録が定められておりますが、猫については、法律上登録の対象とはなっておりません。
ご提案のように飼い猫の登録制度を条例化すれば、屋外にいる猫に対し、所有者がいる猫なのか野良猫なのかを区別することができるようになります。
野良猫を増やさないためには、捕獲し、収容することが必要になりますが、動物愛護法において野良猫ということでは収容理由にはならないため、保健所は引き取りませんし、市も収容施設がないため引き取り、収容はできません。
したがって、登録制度により、野良猫かどうか区別ができるようになっても、捕獲・収容ができないため野良猫を減らすことは難しいと考えます。
しかしながら、市民の方からは野良猫によるフン害の苦情が多く寄せられておりますので、市としても野良猫を増やさない対策を検討していきたいと考えています。
市では、猫の飼い方として、不妊・去勢手術などの繁殖制限を呼びかけていますが、野良猫については、不妊・去勢がなされないため、ますます増えてしまいます。
その対策として、野良猫の去勢・不妊手術に対し助成する制度を設けている自治体があります。近隣で導入している自治体もありますので、件数や野良猫が減ったかなど、その実績と効果の確認をしているところです。
野良猫を増やさないためには、猫を室内で飼うように努めること、望まない繁殖を防止するための不妊、去勢手術の措置を講ずること、終生にわたり飼っていただくことなどが大切だと考えています。今後も飼い主としての責任を自覚し、よりよい生活環境の保全に努めるように、広報紙やウェブサイトへの掲載などさまざまな機会をとらえて、飼い主の方への意識啓発に取り組んでまいります。
猫のフン害でお困りの方に対しましては、猫侵入防止装置の貸し出しを行っています。猫侵入防止装置は、猫が近づくといやがる超音波を出して追い払う装置で、昨年度使用した方に、その効果についてお聞きしたところ52%の方が効果があったと回答しています。また、猫の飼い主猫にえさをやっている人がわかっている場合は、戸別に訪問し、飼い方や餌やりに対する指導・注意をしており、そのような連絡がありましたら引き続き対応してまいります。
このように、野良猫をふやさないための対策、猫のフン害への対策をすすめてまいりますのでご理解の程お願いいたします。
(担当課:環境政策課 電話:058-383-4231)

まあ悪い言い方するとザ・お役所的な回答ですね。要約するとこんな内容でしょうか。

  • こういう理由で登録制にはできないと明言
  • 市としては猫を飼育している方向けに避妊・去勢を呼びかけている(努力はしているし今後もしていくつもり??)
  • 迷惑行為の対策器具が必要であれば貸し出す

つまり制度化できないからいろいろな努力をしておりますというのが現在の状況ということなんですね。

だったら・・・
犬の時と同じように大義名分をもって法律にしたらいいじゃないですか??

動物愛護法上野良猫として施設収容できないのなら法改正すればいいじゃないですか??

そう思いませんか??

現状では何十匹と猫を飼育している人は届け出を行うようにする(したい?していく方向で??)という流れになりそうな感じですけど、根本的に内部繁殖で何十匹になってしまった人が届け出るの?甚だ疑問です。

そもそもは、その場で世話をしている人が悪い・・・のではなく、そこにいる仔を最初に捨てた人や産まれた子猫をそこに捨てた人の問題でしょう。そう思いませんか??だったらその人をどう取り締まるかを考えるべきで、猫の飼い主猫にえさをやっている人がわかっている場合は、戸別に訪問し、飼い方や餌やりに対する指導・注意をしており、そのような連絡がありましたら引き続き対応してまいりますをもっと増進していく必要があると思います。

例えば、
子猫の鳴き声がしたら通報してもらって訪問
もしも多頭崩壊や計画的でない繁殖だった場合には飼育を放棄してもらう(野に放つ前に愛護センターに保護してもらう・・・これなら飼い主が分かってるから可能でしょ!)
よく分からんことに使っている税金を未然に問題を発見した方(通報者)への報奨金?にする
というのがより増進され、ゆくゆくは根本的解決になりそうな気がします。

ただそれでも産まれてしまってからということに違いはないので、やっぱり・・・【畜猫登録】制度が一番だと思います。

これで巷にいる猫が減っていけば・・・何とかしようと世話している方と実害を受けている方の両方が救われると思います。

以上、野良猫問題改善についての個人的意見でした。

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