命尽きるときまで・・・

茶トラ愛想なし

野良猫ちゃんや地域猫ちゃんたちのように外で暮らす仔たちは、最期の時人目につかない場所を選んでそこまで行って・・・ということをよく聞きます。

昨日たかさんがたまたま昼間に猫ちゃんのところに行って、いつもは行かない少し奥のほうへ行ってみたら、💀を発見してしまいました。見つけた本人が一番びっくりしたと思いますが、話を聞いた私もびっくり。でも、思い当たる節はありました。

昨年夏過ぎ位に1匹、ハチクロカラーの猫ちゃんが突然いなくなりました。猫ちゃんたちのお世話をしている2~3人と話をしましたが、やはり突然いなくなったという話でした。一番お世話しているお兄さんも見ていないと・・・。おそらくその仔だと思われます。

せっかく自分で最期の場所へ力を振り絞って行って、誰にも気づかれずに土に帰る。そんなことをきっと夢みていたであろうその仔の姿が見えてしまっているのは無念だろうと思って、今日昼間に土に帰してあげ、簡単なお墓(といっても枝を立てたり近くの木を移植したり位ですが)を作ってあげて、お線香を炊いて手を合わせてきました。

私にとってはこの出来事が悲しい訳ではなく寂しい訳ではなく、何より今元気にしている猫ちゃんのこと。「トラ」「愛想なし」「ヤンヤン」「茶」「クロ」の5匹はおそらくどこの家にも属していない本当の「地域猫」。きっと何年か、十何年か先には同じような最期を迎える、しかも、元々人間によって放たれた猫の仔として産まれてきたのにこれ以上殖えないようにと避妊・去勢されて次世代を育むこともできずに最期を迎えなければならないのかと思うと悲しくて仕方ありません。

だからと言って保護してあげることもできないし、保護して家の中へ閉じ込めてしまうのもみんなにとって幸せとは言えないと思うので、いつものように会いに行って、お腹が空かないようにしてあげて、寒さをしのげるようにしてあげて・・・といった「生きる」ことへの手助けしかできません。無力ですね。

ただ、たとえ微力でも、少しでも自由に、少しでも長く、少しでも「いい人生だったな」と思ってもらえるようにしてあげる手助けをできる限りしてあげたいと思います。

地域猫と野良猫、外猫、この区別がつかずにいろいろと語られる方がいますが、それはそれで猫という動物がその人の周りでは「害」になるという認識をされている以上仕方ないと思います。

「何で猫にエサやるんだ!」と思っている方もいらっしゃるでしょうし、実際に誰も面倒を見ないことで家の庭やベランダ、ゴミ置き場などが荒らされるなどの実害を受けている方もいるでしょうから考え方は人それぞれだと思います。

が、仕方なく「これ以上殖えないようにする=子孫を残すという生き物の本質を貫けない」ように人の手でしてしまった地域猫たちのことを少しでも理解してもらえないかと思っていますし、外で暮らすことを余儀なくされた猫ちゃんたちが「生きていく」ため人にとって迷惑となる行動をせざるをえなくなってしまった仔たちが、一代限りでも幸せに暮らせる「地域猫」として生活できる環境づくりへの関心を少しでも持ってもらえたらと思います。

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